イベント・セミナー

全体スケジュール7月5日(土)

時間 セミナールーム ミニステージ
10:00    
10:30  

「タクティールケアとは・・・スウェーデンの介護における切り札」

講師:
株式会社スウェーデン福祉研究所
取締役 グスタフ・ストランデル氏
11:00

「専門職による福祉用具の公開事例検討会(1)」

主催:
全国福祉用具専門相談員協会
11:30  
12:00  

「車いすの着付け~留袖・振袖」

主催:
学校法人 山野学苑
12:30

「認知症に効くウォーキングのすすめ」

講師:
  • 財団法人 東京都高齢者研究・福祉振興財団
  • 東京都老人総合研究所
  • 自立促進と介護予防研究チーム(認知症介入)
  • 客員研究員 宮前史子氏
13:00  
13:30  

「仕事も趣味もあきらめない老親介護」

講師:
「老親介護は突然やってきた!(ユック舎刊)」の著者 太田知子氏
14:00

現役のJALの国際線機長による「航空教室」

講師:
株式会社日本航空インターナショナル
14:30  
15:00  

「リフォームのプロが語る~我が家の実例から伝えたい3つのポイント」

講師:
  • 西日本工業大学 デザイン学部 情報デザイン学科 ユニバーサルデザインコース
  • 教授 竜口隆三氏
15:30

「バリアフリーハワイ」

講師:
ハワイ州観光局
エグゼクティブ・ディレクター 一倉 隆氏
16:00  
16:30    

全体スケジュール7月6日(日)

時間 セミナールーム ミニステージ
10:00    
10:30  

「遠距離介護の知恵とコツ」

講師:
NPO法人 パオッコ 理事長 太田差惠子氏
11:00

「親孝行でバリアフリー旅行に行こう」

司会・進行:
クラブツーリズム株式会社
ライフケアサービス事業部長 長橋正巳氏
講師:
NPO法人 高齢者・障がい者の旅をサポートする会
理事長 久保田牧子氏
11:30  
12:00    
12:30

「データでわかる!外出の効果~外出するほど頭とからだも健康に」

講師:
  • 財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団
    東京都老人総合研究所 研究部長
  • 医学博士 新開省二氏
 
13:00  
13:30  

「男が介護するということ-男性介護者の全国実態調査を通して家族介護者支援のあり方を考える-」

講師:
立命館大学 産業社会学部 教授 津止正敏氏
14:00

「専門職による福祉用具の公開事例検討会(2)」

主催:
全国福祉用具専門相談員協会
14:30  
15:00    
15:30

現役のJALの国際線機長による「航空教室」

講師:
株式会社日本航空インターナショナル

「きくこと」

講師:
  • 財団法人 国際耳鼻咽喉科学振興会 理事長
  • 東京大学名誉教授 昭和大学客員教授
    医学博士 野村恭也氏
16:00

「自分に合った補聴器を選びましょう」

講師:
  • 日本聴覚医学会 理事長
    帝京大学医学部附属病院病院長
  • 帝京大学医学部耳鼻 咽喉科学講座
  • 主任教授 小寺一興氏
16:30    

このページのトップへ

スケジュール7月5日(土)

■セミナールーム 各コース 先着70名

時間 概要
11:00~12:00

「専門職による福祉用具の公開事例検討会(1)」

車いす、電動ベッドなど福祉用具を扱う専門職、福祉用具専門相談員の団体で、昨年誕生した全国福祉用具専門相談員協会が主催する、用具をじょうずに使うための事例検討会です。あまり福祉用具をご存知ない方でも、ぜひご参加下さい。
※7/6(日)14:00~15:00とは、取り上げる事例が異なります。

主催:全国福祉用具専門相談員協会

「福祉用具専門相談員」という専門職をご存知ですか?
介護保険の福祉用具サービスをご利用になる場合、その方が福祉用具を効果的に活用し、より快適な生活を送ることができるようサポートしてくれるのが、「福祉用具専門相談員」です。
今回、全国から優秀な相談員が参加し、福祉用具活用の公開事例検討会を開催します。福祉用具分野でも著名な先生のコーディネートのもと、介護現場の実例を題材に、ご本人、ご家族にとって快適な生活を支えるために、どんな福祉用具や住宅改修が必要なのか・・・、現場で活躍する相談員達がそれぞれの視点で提案します。
自立支援やマンパワー不足が叫ばれる今日、福祉用具の活用は、介護を受ける人、する人にとって非常に大きな存在であることは確かです。そろそろ親のことを考えている方々にとっても、大事なヒントがみつかるかもしれません。お待ちしています。

12:30~13:30

「認知症に効くウォーキングのすすめ」

宮前史子氏

講師:
  • 財団法人 東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所
  • 自立促進と介護予防研究チーム(認知症介入)
  • 客員研究員 宮前史子氏
  • 2005年横浜国立大学大学院教育学研究科修了(教育学修士)。同年より現職。
    専門は心理学。現在、認知症予防事業実施のための人材育成に関する研究等を行っている。

近年、認知症の予防に有酸素運動が効果的だということが多くの研究で支持されています。認知症の原因疾患のひとつであるアルツハイマー病の場合、有酸素運動を行うことで、原因であるアミロイドβ蛋白を分解する酵素が多く作られ蓄積しにくくなるということがわかっています。また、脳血管性の障害から起こる認知症の多くは、高血圧など生活習慣病がその原因です。運動によって生活習慣病をコントロールすることができれば、結果、認知症を予防することにつながります。
このように、運動は認知症の予防のために良いことがわかっていますが、一時的な取組みではなく、半年、一年と続けることが大切です。東京都老人総合研究所では、安全な有酸素運動である「ウォーキング」を習慣化するための認知症予防プログラムを研究・開発してきました。当日はその研究の成果から、ウォーキングの効用とその方法、そして習慣化するためのコツについて紹介いたします。

14:00~15:00

現役のJALの国際線機長による「航空教室」

株式会社 日本航空インターナショナル

講師:
株式会社 日本航空インターナショナル

JALは空港設備から機内環境、サービスの端々に至るまでユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、全てのみなさまにとってやさしい航空会社を目ざしています。みなさんからは見ることのできない操縦室の中でもその気持ちは変わりません。みなさまに少しでも快適な機内環境を提供するために、パイロットたちも日々奮闘しています。そんな操縦室内の裏話から、ステイ先での快適な過ごし方まで、現役機長ならではの豊富な話題で楽しく快適な空の旅へのご案内をさせて頂きます。

15:30~16:30

「バリアフリー・ハワイ」

講師:
ハワイ州観光局 エグゼクティブ・ディレクター 一倉 隆氏

一年を通じ、老若男女を問わず誰もが滞在を満喫できる楽園、それがハワイです。 ハワイ州観光局のプレゼンテーションでは、日本出発から到着まで、また宿泊施設におけるバリアフリー事情などについてご説明します。また本年度キャンペーンテーマ”からだで、こころで、もっと感じるハワイ。 So Much More Hawai`i”に基づいた体験型アクティビティの一例もご案内いたします。

■ミニステージ 各コース 先着50名

時間 概要
10:30~11:30

「タクティールケアとは・・・スウェーデンの介護における切り札」

グスタフ・ストランデル氏

講師:
  • 株式会社スウェーデン福祉研究所 取締役 グスタフ・ストランデル氏
  • 2000年ストックホルム大学卒業。2003年~2008年 スウェーデン福祉研究所所長、2005年からは、日本スウェーデン福祉研究所 取締役に就任。2008年3月よりスウェーデンクオリティケア アジア所長、現在に至る。

「タクティールケア」とは、手で触れることによって皮膚と皮膚と通じて行われるコミュニケーションに重点を置いた手法です。 やわらかくふれることによって相手を認識し、自分の身体への認識と理解を促します。自分と相手の認識がうまれてはじめて、相手への信頼が芽生え、こころのやすらぎをつくることができます。タクティールケアは、痛みを緩和するとともに、自分の身体への理解と相手への信頼関係を構築し、そこから安心感を生み出すことができる認知症緩和ケアの補完的な手法です。

12:00~13:00

「車いすの着付け~留袖・振袖」

主催:
学校法人 山野学苑

車いすだからと着物をあきらめていませんか。 いくつになっても“美しくありたい”と願う高齢者のために、美容と介護の両面で貢献できる最先端の“美容福祉®の知識と技術をもつ人材を育成している”学校法人 山野学苑。同校ならではの技術による、車いすの留袖・振袖のデモンストレーションをおこないます。
ぜひご家族みなさまでご覧ください。

13:30~14:30

「仕事も趣味もあきらめない老親介護」

太田知子氏

講師:
  • 「老親介護は突然やってきた!(ユック舎刊)」の著者 太田知子氏
  • 埼玉県出身。小学校教師、タウン紙記者を経て西多摩新聞社に入社。6年間、編集長を務め、2006年退社。現在はフリーライター、エディターとして活躍。著書に「老親介護は突然やってきた!」(ユック舎)、共著に「変わる主婦・変わらない主婦」(グループわいふ)、「今問う、男の老い」(日本評論社、法学セミナー増刊)など。

日本で今、介護を受けている高齢者は約450万人。その4分の1強が脳梗塞などの脳血管疾患を原因として介護が必要になっています。では、そうした要介護者を誰が看ているかというと、最近は離れて暮らす娘や息子が故郷の親を遠距離介護するというケースが増えてきました。
老親介護はある日突然、予兆もなしにやってきます。そのとき家族は、娘や息子はどうすればいいか。2年前に故郷の母が脳梗塞で突然倒れ、リハビリ病院や老人保健施設探しに奔走。老人ホームへの入所も検討した末に在宅介護を選択し、姉弟で協力しながら遠距離介護を続けている元地域紙編集長の太田知子が、自らの体験をもとに、“仕事も趣味もあきらめない老親介護”について語ります。

15:00~16:00

「リフォームのプロが語る~我が家の実例から伝えたい3つのポイント」

竜口隆三氏

講師:
  • 西日本工業大学 デザイン学部 情報デザイン学科 ユニバーサルデザインコース
  • 教授 竜口隆三氏
  • 東陶機器株式会社に入社以来、水まわり設備機器・福祉機器を中心としたバリアフリー化の研究・開発業務に従事し、商品企画部長、商品開発部長を経て、2002年4月に設立されたUD研究所(ユニバーサルデザイン)の初代所長に就任した。2005年4月よりUD推進本部部長として、公共トイレの標準化を目指し東洋大学と共同研究を行い、国土交通省・経済産業省と連携を取りながら国内標準化を推進(昨年3月JIS制定)。2008年4月から西日本工業大学(デザイン学部情報デザイン学科)において、ユニバーサルデザインの指導にあたっている。

ご高齢の方に「手すりは必要ですか?」って聞くと、ほとんどの方は「要らない!」と言う。それは『虚弱老人』と思われたくないから・・・。 これからの時代、手すりは必需品。 転ばぬ先の「手すり」、ご高齢の方が喜び安心して使う「手すり」とは? ご高齢の方の心理と、ご家族の思いやりを一緒に考えましょう。
オヤノコトを考え、 少しでも和風感を味あわせたいと畳敷きの小上がりを・・・ 腰掛便器での小用が辛くなったので、おじいちゃんのために小便器を・・・ と思いやりの住宅改修に思い掛けない落とし穴が! この会場でしか聞くことができない「住宅改修の裏情報」を分かりやすく解説します。

このページのトップへ

スケジュール7月6日(日)

■セミナールーム 各コース 先着70名

時間 概要
11:00~12:00

親孝行でバリアフリー旅行に行こう

久保田牧子氏

司会・進行:
クラブツーリズム株式会社 ライフケアサービス事業部長 長橋正巳氏
講師:
  • NPO法人 高齢者・障がい者の旅をサポートする会 理事長 久保田牧子氏
  • 1945年東京生まれ。玉川大学を卒業後、婦人誌「婦人生活」、在宅介護誌「やさしい手」「かいごの学校」の編集を経て、高齢者や障害者がいきいき暮らすための「旅」をテーマに、NPO法人高齢者・障がい者の旅をサポートする会を設立。

介護事業の展開をしつつ、高齢者・障がい者の旅を推進しているクラブツーリズムが親孝行旅行をテーマに実施する旅行セミナー。そろそろ親孝行で、親を湯治や国内・海外旅行に連れて行ってあげようと思っても介護状況や、旅行社の受付不可などで、思い悩んだことはありませんか。でも、ご安心ください、80歳代・90歳代の高齢者や障がいをお持ちの介護状態の方でもバリアフリーツアーのトラベルサポートシステムを利用すれば安心して参加できます。講師に「NPO法人高齢者・障がい者の旅をサポートする会」理事長・久保田牧子氏を迎え、注意点や、バリアフリーツアーの仕組みなどわかりやすくご説明します。このセミナーを聞いてハワイへの4世代旅行などいかがでしょうか。

12:30~13:30

「データでわかる!外出の効果~外出するほど頭とからだも健康に」

新開省二氏

講師:
  • 財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団 東京都老人総合研究所 研究部長
  • 医学博士 新開省二氏
  • 愛媛大学医学部で14年間学生教育に従事。公衆衛生学の助教授を経て、1998年4月より現職。この間、1990年~91年カナダ・トロント大学医学部に留学。老年学・公衆衛生学 を専門とする。健康で長生きするための秘訣や高齢者の閉じこもりの研究を行っている。 厚生省「健康度評価・健康教育ワーキンググループ」委員、長寿科学総合研究事業、政策科学推進研究事業などの主任研究者を歴任。

元気で長生きするには、「体力」、「栄養」、それに「社会参加」という三つの柱が大切です。このセミナーではまず、当研究所が世界に誇る高齢者の追跡研究(TMIG-LISA)からわかってきた長寿の秘訣をご紹介します。次いで、一般にはなじみの少ない「社会参加」が、なぜ長寿につながるのか、その理由をご説明します。キーワードは、「外出」および「生活空間」です。長年にわたる研究から、加齢とともにふだん家の外にでる頻度が減少し、暮らしている生活空間がしだいに狭くなってくることがわかりました。しかし、ご高齢になってもよく外出し生活空間 を維持している人ほど、のちのちも元気で長寿であったのです。外出するとからだや頭を使います。これが適度な刺激となって心身の機能が維持されるのです。外出は障害を持った方にも等しくよい効果があります。よく外出し広い生活空間を持つにはどうしたらよいか、ご一緒に考えてみませんか。

14:00~15:00

「専門職による福祉用具の公開事例検討会(2)」

車いす、電動ベッドなど福祉用具を扱う専門職、福祉用具専門相談員の団体で、昨年誕生した全国福祉用具専門相談員協会が主催する、用具をじょうずに使うための事例検討会です。あまり福祉用具をご存知ない方でも、ぜひご参加下さい。
※7/5(土)11:00~12:00とは、取り上げる事例が異なります。

主催:全国福祉用具専門相談員協会

「福祉用具専門相談員」という専門職をご存知ですか?
介護保険の福祉用具サービスをご利用になる場合、その方が福祉用具を効果的に活用し、より快適な生活を送ることができるようサポートしてくれるのが、「福祉用具専門相談員」です。
今回、全国から優秀な相談員が参加し、福祉用具活用の公開事例検討会を開催します。福祉用具分野でも著名な先生のコーディネートのもと、介護現場の実例を題材に、ご本人、ご家族にとって快適な生活を支えるために、どんな福祉用具や住宅改修が必要なのか・・・、現場で活躍する相談員達がそれぞれの視点で提案します。
自立支援やマンパワー不足が叫ばれる今日、福祉用具の活用は、介護を受ける人、する人にとって非常に大きな存在であることは確かです。そろそろ親のことを考えている方々にとっても、大事なヒントがみつかるかもしれません。お待ちしています。

15:30~16:30

現役のJALの国際線機長による「航空教室」

株式会社 日本航空インターナショナル

講師:
株式会社 日本航空インターナショナル

JALは空港設備から機内環境、サービスの端々に至るまでユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、全てのみなさまにとってやさしい航空会社を目ざしています。みなさんからは見ることのできない操縦室の中でもその気持ちは変わりません。みなさまに少しでも快適な機内環境を提供するために、パイロットたちも日々奮闘しています。そんな操縦室内の裏話から、ステイ先での快適な過ごし方まで、現役機長ならではの豊富な話題で楽しく快適な空の旅へのご案内をさせて頂きます。

■ミニステージ 各コース 先着50名

時間 概要
10:30~11:30

遠距離介護の知恵とコツ

太田差惠子氏

講師:
  • NPO法人 パオッコ 理事長 太田差惠子氏
  • 介護・暮らしジャーナリスト。AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会会員)。 1960年生まれ。高齢化社会においての「暮らし」と「高齢者支援」の2つの視点からの新しい切り口で新聞・雑誌などでコラム執筆、講演活動等を行う。1996年、親世代と離れて暮らす子世代の情報交換の場として「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、2005年5月法人化した。
    主な著書:『すぐに役立つ 離れて暮らす親のケア』(七つ森書館)、『遠距離介護』(岩波ブックレット)、『遠距離介護デビュー応援ブック』(北斗出版)、『故郷の親が老いたとき 46の遠距離介護ストーリー』(中央法規出版)など

故郷で暮らす親はどうしているだろう…。変わりはないかしら…。 日ごろは忙しくてばたばたしていても、ふと、故郷に思いを馳せ、そこで暮らす親の顔を思い浮かべることもあるのではないでしょうか。
少子高齢化の進む日本で、65歳以上の高齢者の子どもとの同居率は5割を割っています。遠距離介護は多くの人にとって他人事ではありません。 役立つサービスや便利なグッズ、それに通信機器も進歩してきた昨今。 地図上の距離は遠くとも、心の距離を近く保つ方法はきっとあるはずです。離れて暮らす多くの親子が実践しているさまざまな知恵をお伝えします!

13:30~14:30

「男が介護するということ-男性介護者の全国実態調査を通して家族介護者支援のあり方を考える-」

津止正敏氏

講師:
  • 立命館大学 産業社会学部 教授 津止正敏氏
  • 立命館大学産業社会学部卒業・同大学院社会学研究科応用社会学専攻修士課程修了。 京都市社会福祉協議会(地域福祉部・ボランティア情報センター)にて20年間勤務。 2001年4月より現職
    主な著書:『男性介護者白書ー介護の社会化と介護者支援』(かもがわ出版 2007年)

男性介護者研究会を主宰してもう6年が過ぎた。主たる介護者のうち4人に1人が男性という時代だ。都市部では3割を超えたというレポートもある。進取の気風に富んだ「出来る」男だけでなく、私のような「ダメ」な男も介護場面に投入される。家ではコーヒー一杯入れたこともなかった男たちが、ある日突然介護の担い手となる。慣れぬ家事、介護、家計のやりくり、毎日が葛藤や混乱、戸惑いの連続だ。でも、希望もある。デイサービスの送迎車から、まるで恋人でも見つけたかのように満面の笑みでお迎えの自分に手を振る妻。負担も大きいがその分喜びも深い。隣人の気遣い、見守り声掛け、手料理の御裾分け、介護が縁で近隣とより緊密になったという人も少なくない。
男性介護者を窓口にして見えてきた家族介護の現実は、現行の介護政策の欠陥を傍証するばかりでなく、これまでの支配的な政治・経済・社会システムの破綻の兆しを映す鏡でもある。そしてその鏡には新しい社会の萌芽も同時に見えている。

15:00~16:00

「きくこと」

野村恭也氏

講師:
  • 財団法人 国際耳鼻咽喉科学振興会理事長
  • 東京大学名誉教授 昭和大学客員教授 医学博士 野村恭也氏
  • 1956年 東京大学医学部卒業
    1957年 東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室入室
    1962~64年 Massachusetts Eye and Ear Infirmary,Harvard Medical Schoolへ留学
    1966~67年 九段坂病院医長
    1967年 東京大学講師
    1971年 同助教授
    1980~1991年 同教授
    1992年 同名誉教授
    1991~1997年 昭和大学教授
    1997年 同客員教授
  • 主な著書:『聴能力』(ゾディアック 2000年)、『CLIENT21 21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床(全22冊)(編著)』(中山書店、1999~2002年)、『耳科学手術アトラス(訳)』(エルゼビア・ジャパン 2003年)、『新耳鼻咽喉科学、改訂第10版(編著)』(南山堂 2004年)、『耳科学アトラス』(シュプリンガー・ジャパン 2008年)ほか

人間の五感のなかでいちばん先に発達し、最期まで機能しているのが「聴力」です。母親の胎内にいる6ヵ月ごろから既にきこえはじめていると考えられており、一方で亡くなる間際まで聞こえているとも。
では「きく」という仕組みはどのようにして成り立っているのでしょうか? 実は長いおつきあいの割には意外と知らないことがたくさんあります。しかも耳だけできいているのではなく、脳も関係しているため、単純に大きな声で話しかければきこえる訳ではありません。
「どうして年をとると耳が遠くなるの?」、「耳が遠い人はどれぐらいだと聞こえるの?」、「同じくらいの大きさで話しているのに通じるときと、そうでないときがあるのはどうして?」・・・老人性難聴の原因と特長、そして会話の際に配慮していただきたい「耳より」のお話をします。

自分に合った補聴器を選びましょう

小寺一興氏

講師:
  • 日本聴覚医学会理事長
  • 帝京大学医学部附属病院病院長
  • 帝京大学医学部耳鼻
  • 咽喉科学講座 主任教授 小寺一興氏
  • 1971年 東京大学医学部卒業
    1972年 東京大学医学部耳鼻咽喉科学教室 助手
    1976年 帝京大学医学部耳鼻咽喉科学教室 講師
    1986年 同助教授
    1994年 同教授
    2006年 日本聴覚医学会理事長
    2008年 帝京大学医学部附属病院病院長
  • 主な著書:『失敗しない補聴器えらび』(保健同人社 1992年)、『補聴器の選択と評価』(メジカルビュー社 1996年)、『補聴の進歩と社会的応用』(診断と治療社 2006年)、『補聴器フィッティングの考え方 』(診断と治療社 2006年)ほか

聴力の衰えは、本人よりもまず周囲や家族が気付くのが大半です。何度も聞き返したり、テレビの音が大きくなったり、会話が成り立たなくなるなどして、異常に気が付くのです。そして、こうした状態が繰り返されると互いに会話が億劫になり、本人も家族から孤立化して認知症や寝たきりに至る恐れがあります。そうならないためにも、補聴器は早いうちに取り入れたいものです。が、補聴器選びは、間違えるとかえって症状を悪化させてしまうこともあります。
そこで、当日は補聴器の特長と選ぶ際のポイント、補聴器を使っている人とのコミュニケーションのとり方などについてお話します。そろそろ必要かなと感じている人はもちろん、今使われている方、そしてご家族みなさまに聞いていただきたいと思います。

※プログラム・内容・時間・講演者・会場等が予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。

このページのトップへ