ミサワホームが考える、親と子のための、「住まいのトータルサービス」とは・・・

ミサワホームが考える、親と子のための、「住まいのトータルサービス」とは・・・

親世代の住まいについて、読者のみなさんはどう考えていますか? 住み慣れた自宅で暮らしてほしいと思ってはいても、加齢に伴う機能低下や、疾患・ケガなどにより、それができなくなる場合もあります。今は元気に暮らしていても、いつかは離れて暮らす息子や娘の近くに移り住んだり、介護サービスのついた高齢者向け住宅などに住み替えたりすることもあるかもしれません。住まいは、単に家だけの問題ではなく、親と私たち子世代の生き方にも深く関わっています。そこで、ミサワホームがトータルサービスを展開していると聞き、同社の開発事業部シニア事業企画課の田村さんにお話を伺ってきました。
聞き手:オヤノコト.マガジン編集部

将来への不安を解消して、元気な今を支える

 まず、田村さんによると、親世代のおよそ7割が、できる限り自宅に住み続けたいと考えているとの前提を踏まえて、「その希望をかなえるために、事故が起きないよう室内をバリアフリーにするのも一つの柱ですが、その方の趣味や生きがいを原動力に生活のモチベーションを上げることで、体力維持につなげられると考えています」と切り出されました。
  なるほど、親が高齢になると、やれ、バリアフリーだとか、緊急通報だとか、マイナス面ばかりを気にしてしまいがちですが、親世代の生きがいを応援する住まいづくりと言われれば、なるほど!とうなずけますね。


 では、趣味や生きがいを住まいにどう活かそうと考えているのでしょうか。
  再び、問うと、
「例えば、ガーデニングが好きな方には、エクステリアまでをトータルでデザインすることでガーデンライフを手軽に楽しめるようにする。映画や音楽鑑賞が趣味の方には、シアタールームやオーディオルームを配置する。ペットをかわいがっていらっしゃる方には、…というふうに、親世代が元気なうちから、親の「今の楽しみ」を支えるリフォームを提案しています」という答えが返ってきました。
  さらに、田村さんによれば、住まいや暮らしについて親世代も価値観が多様化し、選択肢が広がっていると言います。「その中で共通しているのは、『自分らしい生活をしたい』という思いです。それを実現するために私たちは、高齢化した将来に対して持っている漠然とした不安を解消する提案も重視しています」と続けます。

 

  • ペット共生リフォームペット共生リフォーム
  •  そのひとつが「先行配慮リフォーム」という、将来の介護が必要になった状態にそなえ、環境を整えておく手法。たとえば将来手すりの必要になる場所に予め下地を設置したり、トイレの増設が必要な場所にあらかじめ給排水の配管をしたり。ある日突然訪れるかもしれない親世代の健康状態に変化に、迅速に対応できるよう、前もって配慮したリフォームをすることもお勧めしているのだとか。

 

 具体的には、1階の和室の押し入れが将来トイレに変えやすいようにしておくという発想。詳しく説明していただくと、「介護が必要になった時、自宅で住み続けられるか否かの問題はトイレにあると考えています。介護に適したトイレの要件は、居室(寝室)からの移動のしやすさと、広い入り口です。それをうまい具合に満たすのが、和室の押し入れなのです。1階の和室を将来の介護寝室と想定して、押し入れをトイレにリフォームできるように配管しておけば、必要が生じた時にすぐにトイレを設置することができます」とのこと。

 

  • 先行配慮を活かした介護寝室先行配慮を活かした介護寝室
  •  たしかに、トイレの問題は、仮に親に介護が必要になった場合の一番の問題。
      そして、「少しでも自立的にトイレができる期間を延ばすこと。介護される側にもする側にも、尊厳に関わります。私たちがトイレを重視しているのはそういう理由でもあります」。との言葉に、20年以上介護事業に取り組んでいるミサワホームの想いが伝わってきました。

 

住み替えたい場合も安心のサポート

 ところで、身体的なことだけでなく、生活環境的にも状況が変わりやすいのが親世代。
「一人暮らしになると、今の家は広すぎる」。と言った理由をきっかけに、住み替えを考えることも。そんな親世代のために、ミサワホームグループとして「介護相談・施設紹介」の窓口を開設しているとのこと。「介護保険って何?」という質問から自宅のリフォーム、施設選びの相談まで幅広い選択肢を提案しつつ、親世代に最適な暮らし方の助言をしてくれるそうです。

 
 

  • 住まいるりんぐシステム
  •  そして、住み替えるという決断をすると出てくる「資金はどうしよう」。「自宅を売却したいけれど、ちょうどいいタイミングで売れるのかしら?」「もし売れなかったら?」とお悩みの方のために、買取制度もラインナップしているのだそうです。
    「売主様の売りたいタイミングに合わせて、当社グループが買い取ります」。必要なメンテナンスやリフォームを行って、再生住宅として販売。仲介手数料がかからないのも魅力です。」と説明してくれました。
  •  いっぽう、自宅を賃貸したい、将来子世代が親の家に戻る可能性があったり、家に愛着があったりして、家は売りたくないという場合は「マイホーム借上げ制度」もあるとのこと。これは、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)が借り上げるので、空家リスクもなく安定した賃料収入が保証されるのがポイント。

     いずれにしても、人生にはたくさんの選択肢があります。同社では、ご紹介してきたもののほか、新築や建替えはもちろんのこと、全国の不動産ネットワークを活かした不動産仲介や物件探索、別荘や田舎暮らしの相談、介護が必要になった時のリフォームまで、「住まいるりんぐシステム」として様々な事業を行っています。その企業理念「住まいを通じて生涯のおつきあい」の通り、親世代の住まいと暮らしをトータルに支えたいという想いで事業を展開しているそうです。
      編集部としても、今後の展開を引き続きレポートしていきたいと思います。

    【談】ミサワホーム株式会社 開発事業部 シニア事業企画課 田村 さん

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