「赤はストップ!」悪質な迷惑電話をブロック

「赤はストップ!」悪質な迷惑電話をブロック
「振り込め詐欺」などの被害が全国で過去最悪となる400億円を超えそうとの報道に「ウチの親大丈夫かなぁ」と不安な「オヤノコト」世代も多いのでは・・・?
そんなときテレビで目にしたのがソフトバンクモバイルの「迷惑電話チェッカー」。怪しい電話番号からの着信を警告してくれるとのことでしたが、編集部では「確かに機能はありがたいけど、親はまず設定でつまずくだろうなぁ」「ましてや使いこなせるようになるのはもっとむずかしいかもね」という、ちょっと親世代が聞いたらむっとしそうなコメントも・・・。そんな正直な疑問をぶつけてみたいというわけで、ソフトバンクモバイルの山田さんと、システムを開発したトビラシステムズの明田さんにお話を伺ってきました。

聞き手:オヤノコト.マガジン編集部

振り込め詐欺、電話勧誘販売からも親を守る

まず実機を見てびっくり。意外と小さい! もっと大きいイメージでしたがコンパクトなんですね。これだったら、部屋に置いても違和感がないかも。と、室内に置いたときの『見た目』はクリア。
では早速、その機能について・・・。
まず、編集部では、「迷惑電話チェッカー」は、「振り込め詐欺」を未然に防ぐための装置だと思いこんでいました。ところがソフトバンクモバイルと共同で開発したトビラシステムズの明田さん(写真)によれば、開発の動機はちょっと違うものでした。

「地デジの切り替え時に、私の祖父に工事の勧誘電話がかかってきていて・・・祖父は、工事をしておかないとテレビが見られなくなると信じ込んで、工事を依頼しました。ところがその工事代金の請求額は、通常の地デジ工事の10倍にもなっていたんです」
被害額の大きな「振り込め詐欺」ばかりが注目されていますが、こうした電話勧誘販売も見逃せません。全国の国民生活センターに寄せられた相談のうち、当事者が70歳以上の件数は約16万件(2012年)にも上っているとなると、決して人ごとではありませんね。
ところがそのターゲットとしてねらわれる親世代(60~80代)は「自分にはかかってこない」「かかってきても断る自信があるから大丈夫」、またその子世代も「ウチの親に限って・・・」という妙な過信のためか、具体的な対策をとっていない方が多いようです。

さて、「迷惑電話チェッカー」は自宅の固定電話に接続して、悪質な迷惑電話をブロックするものです。「親世代が簡単に使えるように設定から使い方まですべての過程をシンプルにしました」とソフトバンクモバイルの山田さん(写真)が言うように、「迷惑電話チェッカー」の取り付けは親にやさしく超カンタン。固定電話機と、電話回線の2か所にケーブルを差し込むだけ。ナンバーディスプレイを契約する必要はありますが、電話機はナンバーディスプレイに対応していなくても大丈夫。あとはすべて自動で時刻表示からデータベースの取り込みまでやってくれるので、これならうちの親でもできそうな気がします。
ところで、データベースって何? と思われるかもしれません。これはすべてのユーザが登録した迷惑電話番号や警視庁から提供された迷惑電話番号のリストで、常に最新のデータベースがダウンロードされる仕組みです。

その数約2万5千件(取材時の2013年10月現在)。3カ月前には2万件だったそうなので、3カ月で実に5千件のデータが増えているということに驚きましたが、それだけの迷惑電話を未然に防いでくれると考えれば安心感は大きいですね。

かかってきた電話の危険度が一目瞭然。
色の意味は「信号機と同じ」と親に伝えて

使い方もいたってシンプル。着信があると【赤、青、黄色】で色分けして通知します。「色の意味は『信号機と同じ』と伝えれば一番わかりやすいですね」と山田さん。 迷惑電話番号は最初から「赤」の通知なので一目瞭然。それに対して、家族や友人など安全な電話番号は事前に登録しておくと、着信の際「許可」ボタンを押せば許可リストに登録され、次回以降は「青」が光ります。「迷惑電話チェッカーを取り付けたらすぐに子世代から親に電話をかけるといいですね」(山田さん)。反対に「これは迷惑電話だ」と思ったら「拒否」ボタンを押すと、以降は「赤」が光って着信音もなしに。「それがデータベースに追加されて、親世代の被害を食い止めることにもつながります。」と明田さん。 たしかにそう伝えれば、正義感の強い親世代なら『それなら協力しよう』と思ってくれるのではないでしょうか。
ランプが青 電話機の着信音あり(着信許可)。 自分で登録した安全な電話番号です。
ランプが黄色 電話機の着信音あり(迷惑電話番号リストにはなく番号通知ありの番号)。登録していない人からの電話です。
ランプが赤 電話機の着信音なし(管理サーバーが迷惑電話と登録した番号)。 「迷惑電話の恐れがあります」の音声が流れます。

実際に使っている方に話を聞いてみると「かかってくる電話のうちの半分は投資やマンション、お墓などの勧誘電話で、年齢に合わせてその内容も変わってきて困っていました。迷惑電話チェッカーをつけてからは明らかにそういう電話が減りました。 約700円という料金(※)も、だまされたときの金額を考えれば気になりませんね」とのこと。
親世代は「自分は絶対に大丈夫」と思っていることが多いので、私たちから「気を付けてね」と、設置するのもいいかもしれません。

※基本使用料200円/月、オプション料467円/月。ソフトバンクモバイルの携帯とセットなら基本使用料は無料
※迷惑電話番号情報の提供、管理はトビラシステムズ株式会社が行います。全ての迷惑電話を警告できるわけではありません。
※当機種のご利用には、各電話会社が提供する発信電話番号通知サービス(ナンバーディスプレイなど)へのご加入が必要となります。


  • 被害者の9割以上が60歳以上
  • 女性が約8割
    • 息子や孫の声くらいわかる
    • 普段からやり取りをしているからわかる
    • うちはお金がないから大丈夫

という3つの誤解から被害に遭う

これだけは覚えてください。被害に合わないための3つのポイント

  • 「携帯電話をなくした」「番号が変わった」は振り込め詐欺
  • どんな理由でも、知らない人には絶対にお金を渡さない
  • あわてず、必ず家族や警察に相談

(協力:警視庁 生活安全総務課)

【談】
ソフトバンクモバイル株式会社 プロダクト&マーケティング統括 MD本部
YMプロダクト統括部 商品企画一部 商品企画課 (取材当時) 山田聖人 さん
トビラシステムズ株式会社 代表取締役社長 明田 篤 さん

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「迷惑電話チェッカー」に興味のある方は・・・

 

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