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副業を通じた「自己研鑽」に注目 「人生100年」を賢く生き切るポイントのひとつに

2020-11-26
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画像はイメージです



新型コロナウイルスが再拡大する中、収入が激減し自宅を手放す人が増えているという。夢のマイホームを手に入れたにも関わらず、泣く泣く手放すことになった人たちの無念を思うと何とも言葉がないが、長い人生、想定外のリスクも起こりうるのだとあらためて思い知らされた。

まさに、人生100年、長い人生をどう生き切るかをテーマにさまざまな角度から「どうする?」を考察するべきだと思うのだが、人生100年の半ば、50代前後で自宅を売らねばならない状況に陥ってしまうと、それどころではなくなってしまうのではないだろうか・・・。
ただ、収入が減り、先行きが不透明になっている今、副業を認める会社が増えてきていることはお堅い(先例を認めない)日本の企業文化における一種のエポックメーキングな事態といえる。

実際、2017年の「働き方改革実行計画」で副業が原則認められるようになったが、経済同友会の調査によると、副業や兼業を容認する企業は16年に18%だったのが、19年には39%と急増している。
この流れはコロナ前のことだから、この先の「アフターコロナ」をにらんんでも、副業は当たり前の時代が到来することは容易に予測できよう。

もちろん、アフターコロナといっても、仮にワクチン開発に成功し、普及したとしても、元の社会に戻ることはない。つまり、何事もなく会社に勤め、大過なく過ごして定年を迎えて退職金を頂く、こんな働き方の時代に戻ることはないということだ。
ならば、この事態をチャンスととらえどう生きるか?

単に不足している収入を補塡(ほてん)するだけの副業が悪いとは言わないが、それならば、この先自分がやりたいこと、ありたい自分を想像しながら前向きに自己研鑽(けんさん)できる副業を選ぶべきだ。
昨年にパーソルが行った調査によると、日本人の46%が「社外で自己研鑽しない」という。なんと、これはアジア太平洋地域では最下位とのこと。それも、下から2番目に低いニュージーランドですら、約22%だというから驚きだ。
そんな文化の国で従来の企業にしがみついていいてもらちが明かない可能性だってある。

これからの生き方を考えた時、人生100年を賢く乗り切るためには、自己研鑽につながるような副業を見つける、あるいは副業をとおして自己研鑽の場を自ら作り出す。ここが「人生100年」を賢く生き切るポイントのひとつになるだろう。

  
               


 

=本記事は、夕刊フジに連載しているものです。


 

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このコラムを書いた人:「オヤノコト.マガジン」編集長 大澤 尚宏(Osawa Takahiro)
著書『そろそろはじめる親のこと』(自由国民社)

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