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「夫婦仲良く」のカギは“家事の分担率”にあり 日本はダントツで世界最下位

2020-12-03
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画像はイメージです



11月22日は「いい夫婦の日」だったが、このタイミングに合わせて明治安田生命保険が20~50代の既婚男女1080人にとったアンケートの結果、新型コロナウイルス感染症下で夫婦の関係が「仲が良くなった」「どちらかといえば良くなった」と回答した人が計19・6%だったという。
逆に「仲が悪くなった」「どちらかといえば悪くなった」と回答したのは計6・1%だったというから、「仲が良くなった」という人が「仲が悪くなった」という人の3倍にもなったという結果が出たわけだ。

そもそも、コロナ禍で在宅勤務が増え、仕事の先も見えない中で、DVなども増え、家庭内の空気が悪くなってしまい「コロナ離婚」なる言葉も聞こえてきた。だが語弊を恐れずいえば、このアンケートを見る限りコロナウイルスが「負」の影響ばかりを振りまいているのではなく、これまでのわれわれの暮らし方や、考え方を転換させる機会を図らずも作ったのかもしれないと思う。

例えば、今回のアンケート回答の中で、「仲が良くなった」「どちらかといえば良くなった」と答えた人たちに理由(複数回答)を聞くと、「配偶者が家事や育児に協力的になったため」という妻側の回答が23・4%もあったのだが、元々日本の男性の家事分担率は国際社会調査プログラム(ISSP)の調査で世界最下位(調査対象33カ国中)だったのだから、コロナ禍で日本の男性の家事分担率が改善した可能性もある。

余談だが、最下位の日本家事分担率は18・3%で、日本の次に家事分担率が低かったチリは24・5%だからダントツなのだ。
人生100年時代、男性も女性も80代でもバリバリ元気な人も多い。日本では100歳以上の人が8万人を超えている。(今年9月の住民基本台帳にもとづく)
100歳超の人口の約88%は女性なのだが、男性も12%(=約1万人弱)いるということだ。そういう意味では、夫婦そろって90歳は当たり前の時代が来るのかもしれない。
まさに、夫婦が末永く仲良くしていくためには男性が家事分担も率先して行うのも大事ということだろう。

    

  

=本記事は、夕刊フジに連載しているものです。


 

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このコラムを書いた人:「オヤノコト.マガジン」編集長 大澤 尚宏(Osawa Takahiro)
著書『そろそろはじめる親のこと』(自由国民社)

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