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vol.1 生前対策として~遺言書の重要性

2017-09-08
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「遺言書」と聞くと、親世代が準備しておくもので、40~50代の自分たちにはまだ関係ないと思っていませんか?
ところが最近では、私たち「オヤノコト」世代でも大切なことを伝えておくものとして、「遺言書」の準備を始めている方々も増えてきているようです。
今回は、「遺言書」で老後について「準備をしていた女史」VS「準備をしていなくて困った女史」を例にお話します。

財産関係書類の捜索など面倒な作業を省略できる!

「準備してしていなくて困った女史」さんの相続人(今回、両親である父と母になりました)は、高齢でもありながら娘の財産に関する書類(保険証券や通帳、不動産の権利証など)を探し始めるも、家の中は生活感ある様々なものが散らばっており、いくつか見つかるも「本当にこれですべてなのだろうか」と不安にもなりました。

一方、「準備していた女史」は分割内容を遺言書に全て記載していたので財産に関する書類を探さなくとも、直接金融機関などに問い合わせて、結果負担少なく解約手続き、名義変更も無事、終わらせることが出来ました。

面倒な分割協議が不要であり、相続人以外にも財産を渡せる!

「準備してしていなくて困った女史」さんの両親は、娘がマンション1室を所有しており、名義変更(相続登記といいます)の為に「遺産分割協議書」という書類作成が必要でしたが、相続人である母はショックにより体調を崩し、認知症を患い、協議が出来ない状態となりました。
もう一人の相続人である高齢の父は、どの専門家に相談をしても「家庭裁判所にて成年後見人の申立てが必要」と言われ、「実の娘の財産を分けるだけなのにそんなことまでしないといけないのか…」と落胆しました。「準備していた女子」は分割内容を遺言書に記載していたのでその作成も不要となり名義変更が完了し、さらにはそのマンションを被相続人(亡くなった人)の妹に譲る内容の遺言書を作成したので登記の連続による各種名義変更費用や手間の節約、必要書類の省略、そして相続税対策までも可能とすることが出来ました。

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このコラムを書いた人:「オヤノコト」相談員 飯島正博
相続に関する様々なことについて悩みの解決をすることができ、余計な費用負担を抑える提案もします。もちろん、お金だけでは解決できない相続のお悩みも是非ご相談してください。きっと、解決方法が見つかります。 ●資格 行政書士、宅地建物取引士、マイナンバー管理士 (OAG税理士法人 職員)