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vol.1 老後のお金の手段のひとつと言われる、「リバースモーゲージ」とは

2017-09-06
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「老後のお金、どうしたらいいの?」
「相続する人がいないんだけど、どうしたらよいでしょう?」と相談を受けることが多くなっています。
自宅を手放さずに生活資金などを得られ、老後の生活の救世主と言われ、最近「リバースモーゲージ」が注目されてきています。利用するにあたり、親世代が暮らしている家(不動産)を担保にしてお金を借りますので、子ども世代が同居していると利用できないなど、注意しなければならない点もあります。しっかりとした情報収集が大切です。

よく聞く「リバースモーゲージ」ってなに?

簡単に言うと、自宅に住みながら借りた資金で生活をして、亡くなった後に返済するという制度です。保有している不動産を担保に、一定範囲内(担保価格の50~70%程度が 融資限度額)で融資を受けられます。

返済の方法は、①借りた人が亡くなった時に不動産を売却する、②期限が来たら返済するなどの方法があります。毎月の返済は行いませんが、利息(2~3%ぐらい)だけは支払っていき、元本が増えていくことを防ぐ返済方法もあります。

「リバースモーゲージ」に向く人、向かない人とは?

【リバースモーゲージに向く人】
・自宅を出て有料老人ホームなどの施設で暮らす人 ― 施設の入居一時金などの支払いに使えます。
・不動産はあるが現金がない人 ― 生存中は自宅に住みながら生活資金などを得られます。
・残っている住宅ローンを返済したい人
・自宅をリフォームしたい人
・相続させたい人がいない人 ― 住む家を持ちながら自宅を現金化して自分のために使えます。

【リバースモーゲージに向かない人】

・土地や建物を手放したくない人
・そもそもお金に困っていない人(年金や預貯金がたくさんあるなど)

「リバースモーゲージ」を利用するメリットとは?

高齢者でも現金を入手でき、元金の毎月の返済がないので、老後を安心に暮らせます。
また借主が亡くなった後に清算しますので、家族に借金が残らない可能性が大きく、子どもに迷惑をかける心配がなくなります。

取扱い銀行:東京スター銀行・みずほ銀行・三井住友信託銀行・三井住友銀行・りそな銀行・三菱東京UFJ銀行 などです。

【利用するとき、ここは注意!】

リバースモーゲージの契約にはいくつか注意しなくてはならないことがあります。
契約期間中に担保物件の価格が想定以上に下がった場合は、融資限度額の見直しが行われる可能性があります。また、契約時には法定相続人全員の同意が必要だったり、契約時の年齢は55歳以上などの条件があります。不動産に関しては、子ども世代が居住している自宅を担保にすることはできません。つまり単身もしくは夫婦だけで生活している方が対象です。
 

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このコラムを書いた人:「オヤノコト」相談員 高井 豪
「終活」というと、その内容の幅はとても広く、具体的には①年金②介護③保険④相続⑤葬儀と供養の5 項目について知ること、問題を解消することがポイントです。皆さんが持っている課題はそれぞれ異なりますので、まずはどこに課題があるか? を知ることから一緒に始めましょう。 ●資格 ファイナンシャルプランナー、終活カウンセラー上級インストラクター、終活アドバイザー、ドルコスト平均法アドバイザー  (タカイ インターナショナル 代表)