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vol.5 家族ときこえを繋ぐ補聴器の役割 

更新 2018-02-26 2018-02-26
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3月3日は、「耳の日」です。
1955年に制定されて以来60年が経ちますが、みなさんはご存知でしょうか?
現在では3月3日の「耳の日」と、6月6日の「補聴器の日」には、全国各地で様々なイベントや啓蒙活動が行われています。
これから補聴器がメガネの様に当たり前のようにお使いいただけるツールとなるよう取り組み続けますので、みなさんの記憶に残っていただけると幸いです。
(画像は、1950年代後半 補聴器の宣伝広告ポスターより)

卓球を通じてコミュニケーション

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80代のTさん(男性)は、60代から地元の卓球クラブチームに参加しています。
それまでは聞こえにも困ることはなかったのですが、卓球台の向かいから話される声が聞き取り辛くなり、それがきっかけで補聴器の相談に見えました。
余談ですが、卓球の台は国際規格としては長さ274センチあり、日常の会話として考えてみると結構距離がありますよね。

耳鼻科での検査結果では、幸い耳の疾患はなかったものの“中等度の難聴”と診断されました。加齢に伴う低下ということですが、難聴と一口に言っても程度には段階が設けられており、軽度、中等度、高度、重度と4つに分けられます。
今回は軽度ではなく、それよりもさらに低下している訳ですから、日常の会話にも先程にも触れましたが274センチ離れている距離からの会話が聞き取れなくなってしまったのです。

卓球と言う競技は試合中会話が無くとも、指でサインを出し合う事で次にどのサービスを繰り出すのか、どう動くのかを判断する事ができます。しかし全く会話をしなくては良いかというとそうではありません。タイムアウトの際に小声で話すコーチの指示や仲間のアドバイスなどがあればそれが聞こえなければプレイに支障がでるのです。
普段の生活ももちろん会話は大切ですよね。
さっそく補聴器の装用訓練がスタートしました。

激しい運動もものともせず

補聴器を使い始めて半年が経ちました。

卓球という競技は、とても激しいスポーツで多量の汗をかきますし、大会など本格的に出ている方ならば尚更ですよね。
また、床をこするシューズの音、地面を叩く足鳴り、ボールの弾ける音や、周囲の反響音など非常に大きい音が飛び交うスポーツなのです。
もちろんその騒音の中でも当然会話をしなければいけないのですから、補聴器に慣れるまでには期間を要しました。

そして、その厳しい環境の中でも活躍できるのはオーダーメイド(耳あな型)補聴器を選ばれたからです。厳しい環境や多量にかく汗もものともせず、練習に励まれています。
チームメイトとの会話も、日常生活でも補聴器の装用により、いままで以上にアクティブで積極的に活動をされています。

スポーツをされているTさんや、一人ひとり生活の背景は異なりますので、難聴と生活のシーンに合う補聴器選びがとても重要になります。認定補聴器専門店で、補聴器の相談をされる場合にはぜひ趣味や日常の事も詳しくお話していただけると幸いです。

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このコラムを書いた人:「オヤノコト」相談員 本間和範
ご家族のきこえについて、気になることはありませんか? 難聴は、言葉の聞き取りの低下に繋がっています。ご家族での会話を楽しむためにも、きこえのお悩みは早めに解決しておきたいもの。 将来に関わる「きこえ」と「補聴器」のご相談について、疑問や悩みなどから解決に向けてアドバイスします。初めて購入する方も、今お使いの方も気になることがありましたら、お気軽にご相談ください(株式会社リードビジョン ヒヤリングストア大森店 店長)。

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