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護身用具「さすまた(刺股)」、間違った使い方は凶器になってしまうことも  vol.4

2017-09-15
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「さすまた(刺股)」は皆さんご存知ですか?
先がU字になっている金属製の棒です。最近では学校や幼稚園、保育園などで利用されています。この「さすまた」、力の弱い女性ひとりでも暴漢(強盗や不法侵入者)に対して効果はあるのでしょうか。

(A)「さすまた」はひとりで操作するものではないので大変危険

(B)一定の距離が保てるので大変効果がある

 

正解は(A)です。

「さすまた」は一人で操作するものではありません。数本の「さすまた」を複数の人たちが分担して一人の暴漢に対して使用するためのものです。
具体的には、
①脇の下の上半身を押さえる係、
②ひざ下をはらって倒す係、
③倒れた上半身を押さえる係、
などに分かれて押さえつけるのです。

一人で操作すると、操作者は支持している点が細長い金属に両手の握力だけです。一方、押さえつけられた側はU字の内側に手を入れられますので、腕のちから全力で押し返すことが出来ます。押し返されるだけなら良いですが、逆に奪われてしまい押さえつけられたり、殴りかかられてしまう可能性もあるのです。
また、「さすまた」は、凶器になることがないように普段は目立たない場所へ置かなければいけませんし、いざ使うときには複数人が必要であり、訓練も必要です。押さえつけることができる道具があるので安心と過信せずに、日常から使うことを想定していなければならない護身用具なのです。

●コンテンツ提供
セントラル警備保障株式会社(オヤノコト.パートナー)

<防犯質問コーナー>

Q:コンビニや郵便局にある「防犯カラーボール」ですが、これは実際投げても的中しないような気がするのですが・・・。

A:「防犯カラーボール」は投げて身体に的中させるためのものではありません。蛍光塗料(洗っても成分が残ります)が封入されたボールを逃走犯の「足元」に投げつけて、その飛沫を衣服へ残し、その後の警察の捜査に役立ててもらうものです。とはいえ、足元に投げるのも訓練が必要ですので、水風船などで定期的に訓練をする必要があります。
 

お話を聞いた人
セントラル警備保障株式会社
CSP商品開発室 大用剛さん  
商品やサービスの企画・開発、また建物の防犯診断、企業やマンション管理組合様向けに防犯セミナーを行なっています。

60歳以上の方々とお話しすると、「うちには取られるようなものは無いから」と良くお聞きします。本当に取られるものはありませんか?現金や貴金属だけが持っていかれるわけではありません。タバコ、米、ビール、時計、パソコン、孫のために買ったゲームソフト、高価な衣料品(コートなど)、着物、電話機、運転免許証・・・数え上げたらきりがないくらい取られる危険のあるものばかりです。ドロボウは狙いたいターゲットを真っ先に狙うのではなく、入りやすく逃げやすい場所を優先に狙います。特に高齢者の方々は安全サイドに物事を考える傾向がありますので、本コラムを通じて啓蒙を行いたいと思っています。
 

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