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健康コラムvol.2 財布、保険証、診察券、そして「お薬手帳」

更新 2017-08-18 2017-08-18
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病院へ行く時、お薬手帳持っていきますか? それとも?

財布と保険証と診察券とお薬手帳の4つは、受診のときの大事な持ち物です。
そうは言っても「財布と保険証(再診のときは診察券も)はともかく、お薬手帳はなくても平気じゃない?」と思われる方もいることでしょう。
確かに、持って行っても使わないこともありますよね。
でも、やっぱり受診のときは持って行ったほうが良いと実感する場面に遭遇しました。

とある病院の待合室で、80代くらいの車いすに乗った女性とその息子さんらしき50代くらいの男性が、問診票を記入していました。男性は問診票の項目を読み上げ、高齢の女性は、その質問に答えているのかが周りの人にはわからないほどのうっすらした反応を示すだけで、記入は男性がしているのですけれど。幾つかの質問事項の読み上げのあと、「『現在服用中の薬はありますか?』だって、なんか飲んでたよな、あのピンクの小さい粒の薬、あれなんだっけ?」。

すぐ近くに座っていた私は、思わず目を見開きました。
「ピンクの小さい粒の薬は、いったい何種類くらい存在しているのだろう?」と思ったからです。さらに、親が飲んでいる薬の名前をすべて暗記している子どもは、どのくらいいるのでしょうか?
結局、そのピンクの小さい粒の薬の名前を、前述の息子さんらしき男性が思い出せた様子はありませんでした。私は診察室へ入ってしまったので、その後のことはわかりません。そして、高齢の女性とその息子さんらしき二人が診察室に入った後、診察する先生がエルキュール・ポワロやシャーロック・ホームズのように、薬の名前を推理してくれたのかどうか、知る由もありません。

家族や自分のカラダの情報が正確に伝わるので、治療も迅速に

こういうときこそお薬手帳の出番なのだと思いました。前述のような問題はすぐに解消されます。飲んでいる薬の名前がわからなくても、薬を飲んでいることさえわかれば、お薬手帳をたどりさえすれば良いのですから。

付添いのときは勿論ですが、自分自身の受診の際にも、とても役立ちます。薬の名前をど忘れすることもあるし、副作用やアレルギー、既往歴についてお薬手帳にメモしておけば、受診のときに、問診票に書くにしても先生に話すにしても、該当するページを見るだけで済みます。若干あやふやかもしれない記憶をたどる必要もなく、確実でとても便利です。

ただし、大前提として、処方薬をもらうたびに調剤薬局でシールを貼ってもらうこと、副作用やアレルギー、既往歴については必ずメモをしておくことが重要です。
受診するときは、「使わないかも」なんて思わずに、お財布と保険証と診察券そして「お薬手帳」を持っていきましょう。処方箋が出たら帰りに薬局に寄ることもできますし、お薬手帳を持っていけば、条件はありますが、手帳を忘れたときと比べて、管理指導料が最大で40円安くなるのです。

お薬手帳を持っていかないと、いろいろな意味で「損」かもしれませんよ。

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このコラムを書いた人:健康コラム担当 橋本尚子
普段の生活で目にしたこと、気づいたことなどを、健康コラムに書いています。読んで下さる方に、ちょっとした情報提供ができればいいなぁと思いながら、日々ネタ探し(?)をしています。

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