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心の環境づくりに注力。親も家族も笑顔になれるホーム

2018-08-21
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樹齢50年以上のソメイヨシノを中心に季節感のある中庭。テーブルとイスも据えられているので、部屋から出て外気を吸いたくなります

「ゆうらいふ世田谷」は、三井住友海上火災保険が100%出資する三井住友海上ケアネットが運営する介護付有料老人ホームです。新宿から京王線で15分ほど。芦花公園駅、千歳烏山駅どちらからでも徒歩10分程度と、アクセス至便な立地ですが、芦花公園をはじめとして緑豊かな環境に恵まれています。ここで親世代はどのように暮らしているのでしょうか。「オヤノコト」編集部がホームを取材しました。

スタッフの連携の良さに感心。要望はすぐに改善してくれる

千歳烏山駅から閑静な住宅街を抜けて到着すると、敷地や建物のゆとりある空間に、「ゆうらいふ世田谷」はあります。施設内に一歩足を踏み入れて、「オヤノコト」編集部一同思わずため息をつきました。なかでも、シンボルツリーでもあるソメイヨシノが大きく枝を広げる中庭は開放感抜群。回廊式の建物のどこからでも季節感のある中庭を臨むことができるので、介護が必要な親世代にとって大きな価値のある環境ではないでしょうか。

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元公認会計士の太郎さん、元税理士の礼子さん。二人で会計事務所を運営されてきた、公私にわたるベストパートナー

入居して4年になる新保太郎さん(92)、奥様の礼子さん(90)も、この環境が気に入ったと口を揃えます。二人で暮らしていた新保さんご夫妻は相次いで腰などの手術を受け、家事ができなくなったことからホーム入居を決意。お子さまが探してくれた「ゆうらいふ世田谷」に体験入居して、スタッフの連携の良さを目の当たりにしたといいます。

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遠くに出かける機会が減っても、俳句の世界は広がっています

「入居後、スタッフの質の良さを改めて実感しました。食事ひとつでも、スタッフが全体に注意を払い、あらゆるサービスがスムーズに提供されています。またどんな情報でもスタッフ全員が把握しているのには感心します。私も人を雇っていたので、情報共有が簡単ではないことがわかっています。どういうシステムなのか、支配人に教えてほしいと言ったくらいです」。

太郎さんは、クーラーの冷気口の向きや料理の味付けなど、気づいたことはどんなに細かなことでもその都度スタッフに伝えるようにしているそうですが、要望はすぐに改善してくれると満足しています。「スタッフの皆さんは本当に至れり尽くせり」と礼子さんも目を細めます。

まだ体に痛みがあるという太郎さんの日課は体操。自分でメニューを組み立てて、毎朝30分ほど体をほぐしたあとは廊下を400メートルほどウォーキングしています。太郎さんは、入居してひととおりのアクティビティを試したそう。「今は自分に合ったものを選んで参加しているよ」と笑います。理学療法士による体操のほか、俳句や習字、歌会などにも参加。特に楽しみにしているのが俳句です。「90の手習いでなかなか上達しませんが、次の句会に向けてひと月かけて課題の俳句をつくっています」。一方礼子さんはほとんどのアクティビティに参加。「毎回趣向を変えた内容で、スタッフがよく考えてくださっていることに感謝しています」。

「できない」ではなく、「どうしたらできるのか」を考える

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総支配人の小島元一さん

取材でお話をお聞きした新保礼子さんに今後の目標を聞くと、「いつも笑顔の“ニコニコ礼子さん”でいること」と素敵な笑顔で答えてくれました。親が笑顔で暮らしていることほど、子どもにとってうれしいことはありません。総支配人の小島元一さんが目指すのも、まさに笑顔を引き出せるケアだといいます。

「介護型(※1)なので、環境はある程度制約されますが、できる限り自由度の高い暮らしを楽しんでいただきたい。『これはできません』というのではなく、『どうしたらできるのか』を考え、その方の希望に添えるようにしています」。

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床はクッション性があり、万一転倒しても衝撃が軽減されます

新保さんご夫妻が感心していたスタッフ間の連携も、ゆうらいふ世田谷が力を入れていることのひとつ。「経営母体である損害保険会社のノウハウを生かし、ご入居者様の苦情は“宝”だととらえ、ご入居者が日常生活で気づかれた点をスタッフ全員が確実に受け止めて改善することが、質の高いサービスにつながると考えています」(小島さん)。この言葉こそが、ホームへの信頼につながるのだと思います。

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常勤の理学療法士によるリハビリが実施されています。ほかに非常勤の作業療法士も配置

さて、笑顔で暮らすために欠かせないのが健康です。親はもちろん子世代にとっても、親の体調が悪くなるのが一番の心配ごとですが、ゆうらいふ世田谷では、24時間看護師が常駐しているのに加えて、同じ建物に協力医療機関のクリニックが入っていて(※2)、医師が週2回ずつ各フロアを回診しています。「ふだんからご入居者様の体調を把握しているからこそ、夜間や緊急時にも的確に対応できます」。夜間の見守り体制も充実。ケアスタッフが各フロアに3名ずつ配置され、看護師も1名常駐しています。充実した人員配置は何より安心できますね。さらに近隣の12医療機関へのスタッフの同行サービスが月額利用料に含まれているのは、ゆうらいふ世田谷ならでは。子世代にとっても、ありがたいサービスです。

ホームにお任せするところはお任せし、子世代も笑顔で親に接することのできるホームだと確信しました。
※1 入居時に、要支援・要介護であることが要件です。
※2 クリニックはテナントとして入っています。

手厚い職員体制でお一人おひとりに長時間かかわることができます

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介護サービスグループの亀井孝幸さん(左)、橋本浩安さん

ご入居者様は生活歴や背景などお一人おひとり違うので、同じケアは通用しません。どうすれば笑顔を引き出せるのかを考えて、接しています。その際、ご入居者様の話をただ聞くのではなく、その方に興味を持ち、深く話を聴く「傾聴」を重視しています。またご家族にはどんな小さなことも必ず連絡してご安心いただき、信頼関係を築くように努めています。

ケアスタッフの亀井孝幸さんも、ご入居者様お一人おひとりにできるだけ寄り添って希望がかなえられるような対応を心がけています。亀井さんには印象的なできごとがあります。

「介護度が高いのですが、自由に歩きたいとおっしゃっていたご入居者がいらっしゃいました。そこで、スタッフやご家族とリスクを共有したうえで、部屋の中で自由に動いていただけるようにしました。それまで私たちは離床センサーマットなどを使って、危険回避のための環境づくりに注力していたのですが、逆にその方は自由が制約されていたことがストレスになり、スタッフも受け入れられなかったのです。ところが、その方のお気持ちを尊重して“心の環境”を整えたことで、スタッフを信頼し頼ってくださるようになりました。ご入居者に喜んでもらえる対応ができることは、スタッフのやりがいにもなっています」。

新保さんご夫妻の笑顔や満足は、スタッフの柔軟な対応があればこそだと感じました。

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アクティビティはフロアごとにプログラムが組まれており、認知症の方にはさらに別のプログラムが用意されているというきめ細かさ

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支配人の小島さんには、フルート奏者という顔も。ゆうらいふ世田谷で毎月コンサートを開くほか、代表を務める三井住友海上火災保険の管弦楽団を招いたりもしています。ご入居者のリクエストにこたえて、難曲に挑戦することもあり、ご入居者とのコミュニケーションにも一役買っています

「オヤノコト」編集部が見て、聞いて、食べてみました!

親の暮らしを支えてくれるケアスタッフや、毎日の楽しみとなる食事を提供してくれるフードスタッフ……「オヤノコト」世代が気になることをチェックしました。

ご入居者との距離が近いのが自慢です

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フードサービスグループ、左から平垣内法子さん、出崎正貴さん、小柴康之さん

食の嗜好は幅広いですが、おいしいか、そうでないかは意見が一致することが多いようです。そこで居室を回ったり、食後ダイニングに出てお話を聞いたりしてご入居者の意見を取り入れ、調理法を変える、食べたいもののリクエストをすぐに反映するなどの工夫をし、満足度を高めるようにしています(平垣内さん)。

室内で過ごすご入居者が多いので、季節を感じられるよう旬の食材を取り入れるようにしています。夏は旬のフルーツや手作りおやつを揃えたデザートバイキング、冬は居酒屋イベントで、おでんや揚げたての天ぷらなどを提供するなど、食事イベントが好評です(小柴さん)。

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この日のランチメニューは、青ヒラスの西京みそ漬け焼き、ホウレンソウのゴマ和え、ホタテときゅうりの酢の物、すまし汁、ご飯、しば漬け。朝食は和食か洋食、夕食は肉料理か魚料理を選択できます

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施設の類型および表示事項
■所在地/東京都世田谷区粕谷2-8-5■類型/介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)■介護保険/東京都指定特定施設入居者生活介護事業者 (一般型)■居住の権利形態/利用権方式■利用料の支払い方式/選択方式■入居時の要件/原則65歳以上・要支援・要介護の方■居室区分/全室個室■一般型特定施設である有料老人ホームの介護にかかわる職員体制/ 1.5:1以上 ■事業主体/三井住友海上ケアネット株式会社

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