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帰省時に確認しておきたい親の暮らし。 コミュニケーションはしっかりと

2018-12-02
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「まだ元気だから大丈夫」。子ども世代はそう思っていても、気づかないうちに、親の心身が衰えているということもあります。あるいは子どもに心配をかけまいと、気がかりなことを隠している親も多いとか。離れて暮らす子世代にとっては、帰省時は気づきを得るチャンスです。では、どんなところを確認しておけばよいのでしょうか? 
ポイントをまとめました。ぜひ帰省時の参考にしてくださいね。

電話だけですまさず、自分の目で確かめて

「オヤノコト」世代の女性Sさんは、少し前に電話で、一人暮らしの母親が転んでケガをしたと聞いていたけれど、「整形外科の先生に大丈夫と言われた」という本人の言葉をそのまま信じていました。
ところが帰省をしてビックリ。圧迫骨折で一時入院をしていた上に、すっかり腰が曲がり、家のなかでも壁につたい歩きをしているような状況だったそうです。当然食事を作るのも大変で、退院以来簡単なものしか食べていなかったとか。Sさんは、もう少ししっかり確認しなかったことを後悔し、結局そのまま自宅へ引き取ったそうです。

このように、親世代は、心配かけたくなくて事実を言わないことがあります。帰省時には、変わった様子はないか、困っていることはないか、食事の量はどうか、悪徳詐欺などの電話がかかってきていないか、さりげない会話の中で確認しておきましょう。
最近は、食事の宅配や病院までの送迎、安否確認、見守りサービスなど、便利なものがたくさんあります。状況に合わせて、取り入れていくことも検討し、親子で豊かな暮らしを実現しましょう。

特に意識したい帰省時のポイント

●買い物や食事、病院など 親の暮らしぶりを知っておく

帰省したら、まず親の暮らしぶりに注目してください。
チェックポイントは「つかまり歩きをしていないか」「何かをすることが億劫になっていないか」の2つ。「つかまり歩き」は、身体機能の低下が原因です。
また、これまできれい好きだった親が入浴するのを面倒くさがったり、布団を敷きっぱなしにしていたりするような場合も、身体機能が低下している疑いがあります。  
そして、親の普段の生活を知っておくことも大切です。どこで買い物をし、主治医は誰で、服薬の状況はどうで、親しい友人はいるかなどを確認しておきましょう。
できれば1日の過ごし方や1週間のスケジュールも把握しておけると安心です。

また、親としてはちゃんと食べているつもりでも、栄養が不足していることもあります。帰省時に、食事の宅配サービスや家事代行サービスなどを試してみるのもいいですね。

●健康、お金、介護、今後のこと 親を知るには“会話”が大切

親のお金事情についてまったく把握しておらず、いざというときにやり繰りに慌てる子世代も少なくありません。親が取引している金融機関、契約している保険の種類や内容について確認するとともに、通帳やキャッシュカード、契約書類、印鑑の保管場所を確認しておく必要があります。
キャッシュカードがない場合は、今のうちに作っておきましょう。すべてに共通するポイントは、“親とたくさん会話すること”に尽きます。親がこれからどんな暮らしをしたいのか、子どもも一緒に楽しく考えていきましょう。

心配ごとを解決し、親子ともども人生を楽しむ・・・・・・。次の帰省が、そんな一歩進んだ親子関係を築くきっかけになると嬉しいですね。

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